エコキュートの価格は?|設置費用を含むとどのくらいになるのか

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「リフォームする中で給湯器に悩んでいる」「できるだけ節電したい」という人におすすめできるアイテムは、エコキュートです。

名前の通り、エコな給湯機として知られています。本記事では、エコキュートについて解説しつつ、人気メーカーの特徴や単体の価格相場、工事費用などについて説明していきます。


エコキュートとは

まずは、エコキュートはどういった商品なのか解説します。お湯を沸かす給湯器ではありますが、他の給湯器とは異なる特性を持っています。 また、エコな商品として知られ、節電効果もあります。こうしたエコキュートの特徴について、詳しくみていきましょう。

空気熱を利用してお湯を沸かすことができる給湯機

エコキュートは、2001年から販売されている電気給湯器で、空気エネルギーによって熱を作り、お湯を沸かすことができます。

「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」とも呼ばれ、キッチンやお風呂にも利用可能。2016年には500万台を突破し、2018年には579万台も世の中に広まわっています。
通常の電気温水器は、電気でお湯を沸かしてヒーターで温めるため、空気中の熱を利用するものではありません。電気温水器の場合、導入コストが安いというメリットがあります。

エコキュート設置のメリット

エコキュートを設置することには、さまざまなメリットがあります。

まずは、深夜の電力を利用して、節電できることです。また、タンクの中にいつも水がたまっている状態なので、非常時にも活用できるでしょう。メリットについて理解を深め、エコキュート設置を検討してみてください。

深夜電力を利用した蓄電による節電効果

エコキュートを設置するメリットとして、まず挙げられることは電気代が安いことです。深夜電力を用いるため、月々の光熱費を抑えることができるでしょう。

また、電気量が少なくて済むため、ガス給湯器などと比較しても光熱費が安くなります。ただし、自治体によっては補助金が出ることはあるものの、エコキュートは工事費用を含めた初期の費用が、高くなりがちです。

より節電効果を高めるためには、電気料金プランを検討するようにしましょう。いくつかのプランの中から、ライフスタイルに合ったものをお選びください。日中の時間帯単価も併せて確認しておけば、さらに光熱費を抑えられる可能性があります。

防災対策と環境エコロジー

エコキュートは、タンクにお湯をためることになるので、常に使用できる状態です。断水などの非常時においても水が使え、停電時でも水を取り出せるので問題ありません。

また、ヒートポンプ(再生可能エネルギー)を採用しているからこそ、地球環境に優しい商品でもあります。

こうしたメリットの反面として、設置場所を確保できなければ、取り付けられない可能性もあります。防災対策ができ、地球にやさしいエコキュートは、設置場所がある程度必要であるということを、認識しておきましょう。

主な人気メーカーのエコキュートの特徴

エコキュートは、さまざまな人気メーカーからリリースされており、それぞれに特徴があります。

ダイキンのエコキュートは、シェアトップクラス。三菱のエコキュートは、機能性が充実。パナソニックのエコキュートも固有の特徴があるので、各メーカーのエコキュートについて詳しくみていきましょう。

ダイキンのエコキュートの特徴

地球に優しい家電をリリースしている「ダイキン」のエコキュートは、業界シェアトップクラス。

お風呂であれば、エコ確認機能でお湯の出っ放しを感知したり、追い炊き回数を減少させる機能も備えています。また、−25℃でも運転できる寒冷地仕様や、潮風に強くサビ防止にもなる仕様もあります。

ラインアップは、高性能なフルオートタイプ、自動ボタン設置のオートタイプ、給湯専用らくタイプがあり、セット希望小売価格は、リットルにもよりますが、おおよそ71万〜105万円程度です。

三菱のエコキュートの特徴

お馴染みの電機メーカーである「三菱電機」のエコキュートは、浴槽の栓を抜けばクリーニングしてくれる「バブルおそうじ」や、入浴中に気泡の出る「ホットあわー」、お湯の熱を回収する「ホットりたーん」など、個性的な機能を備えています。

「お天気リンクAI」という機能は、太陽光発電と連携し、お湯の沸き上げを調整することも可能。
最上級のPシリーズ、充実した機能を持つSシリーズ、リーズナブルなAシリーズのほかに、狭い場所におすすめのコンパクトエコキュート、少人数世帯にぴったりのエコキュートライトという種類があります。安いエコキュートであれば、希望小売価格70万円程度、高いものは、104万5,000円です

パナソニックのエコキュートの特徴

「パナソニック」からも、エコキュートは販売されています。エコナビという機能があり、人感センサーによってお風呂が沸いたり、お湯の冷めをエコナビが学習して、省エネや保温に貢献。さらに、美容効果を期待できるミネラル成分を、お風呂に広める機能もついています。

一般地向けと、寒冷地向けに幅広いシリーズを展開し、高機能なJPシリーズであれば、セット希望小売価格が116万8,000円です。電気料金プランをリモコンで変えられる機能や、太陽光発電を活用するソーラーチャージ機能などもあり、光熱費を抑えることができるでしょう。

エコキュート単体の価格相場は

エコキュートを設置するためには、エコキュート単体の価格相場も知っておきたいです。価格は、メーカーやタンクの大きさによって異なります。また寿命があるため、高すぎるものは選ばないほうが良いかもしれません。エコキュート単体の価格相場について、見ていきましょう。

価格相場は20万から35万円程度

エコキュート単体の価格相場は、タンクの大きさや販売店、メーカーにより違いますが、おおよそ20万〜35万円と認識しておいてください。

ガス給湯器と比較すれば、初期費用は高くなります。まずは、見積もりを取って、各メーカーのエコキュートの価格を比較してみましょう。
エコキュートは、ネットや家電量販店、リフォーム業者などで購入できますが、訪問販売には注意が必要です。価格相場から驚くほど離れた価格や、ローンを提示してくる可能性があり、工事についても信用できないでしょう。

「初期費用がかからない」「期間特別割引」「有名電力会社に関係している」といった訪問販売をしてくる人がいたら、詐欺かもしれないため、高額を支払わないようにしてください。

寿命があるため売れ筋は20万円前後のもの

他のお湯を沸かす機器の寿命は、13年程度になっていますが、エコキュートは複雑な作りをしているため、もっと寿命が短い可能性も考えられます。そのため、20万円前後の商品が売れ筋になっています。またこの価格は、節電によって元が取れることも考慮されています。 また、故障したエコキュートは、保証期間を過ぎている場合、新しく買い替えたほうが安値になる可能性もあります。「お湯があまり出ない」「水漏れしている」「温度が不安定」などの不具合は、故障前、あるいは故障している時のサインです。 寿命が短くなってしまう原因として挙げられるのは、設置場所が良くない、あるいは入浴剤や水質も故障の要因になるでしょう。安値の商品ではないので、短期間で買い替えないためにも、定期的なメンテナンスをおすすめします。

エコキュート設置には工事費用が掛かる

エコキュート単体の価格相場だけではなく、工事費用についても理解を深めましょう。工事費用込みであれば、エコキュートの価格はどれぐらいになるのでしょうか。また、工事そのものについても知る必要があります。

エコキュート設置の価格相場

工事費用を含めたエコキュートの価格は、だいたい45万〜60万円です。もちろん、種類やタンクの大きさによって異なります。基礎工事や配管工事を追加したり、設置場所を変える場合は、追加料金がかかります。工事費込みの価格であっても、追加工事の可能性があることを頭に入れておきましょう。

設置する際の費用を抑えるためには、一つの業者に見積もり依頼するのではなく、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。そうすれば、業者ごとの価格を比較でき、最も費用が安い会社や、アフターサービスがしっかりしている企業を選ぶことができます。

設置場所の基礎工事が重要

エコキュート設置の流れを解説します。まずは、基礎となる位置を決め、工事を始めます。エコキュートのタンクは、満水状態であれば500〜600kgにもなり、大変重いです。

したがって、地面の凍結による地盤押上げや、地震などに耐えられるように、基礎工事はしっかりと行う必要があります。余計なトラブルに見舞われないように、安心できる業者を選びましょう。

専門業者にエコキュート価格の査定を依頼してみよう

空気熱を利用してお湯を沸かせるエコキュートは、2018年には約600万台も普及している話題の商品です。深夜電力を用いるため、節電効果があり、ガス給湯器よりも光熱費を抑えることができます。

また、水をタンクにためているため、非常時にも安心。そして再生可能エネルギーを採用しているので、環境にも優しいというメリットがあります。
エコキュートは、各メーカーが販売しています。ダイキン、三菱電機、パナソニックなど、有名メーカーからリリースされており、メーカーごとに特徴があります。価格や機能性などをチェックして、自宅やライフスタイルに合うエコキュートを選ぶようにしましょう。

エコキュート単体の価格相場は、20万から35万円程度。初期費用は高めです。売れ筋となっている価格は、20万円前後のエコキュートで、寿命を考慮して元が取れるようにこの金額になっています。

すぐに故障してしまわないように、適切な利用方法を確認し、定期的にメンテナンスしましょう。工事費用も含めれば、さらに価格相場は上がります。安心して任せられる工事業者選びも、怠らないようにしましょう

予算に合う工事に迅速に対応してくれる専門業者

エコキュートを設置することになった際は、まずは業者に見積もりを依頼しましょう。業者によって、金額が異なり、アフターメンテナンスの内容なども相違があります。

専門業者であれば、予算を伝えることで、金額に見合った工事をしてくれるでしょう。しかし悪徳業者の場合は、高額を要求されてしまうかもしれません。適切に業者を選ぶためにも、すぐに結論を出さないこと、いくつかの会社から見積もりを取ること、企業の評判をネットで調べることです。

ナコウドであれば、工事費用の相場をチェックできます。決して安い費用ではないので、先に相場を調べておくことで、無駄な出費を抑えられるでしょう。また、担当者とコミュニケーションする際は、「デメリットを伝えない」「期間限定の割引がある」といった内容があれば、悪質な業者の可能性がありますので、注意が必要です。


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