太陽光発電は儲かるか|太陽光発電のメリット・デメリット

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太陽光発電の技術が上がり、設備に使用する価格が下がってきてるため家の屋根や空き地を使って、設置する人が増えています。実際に、太陽光発電を使って儲かるのでしょうか。太陽光発電のメリット、デメリットについて、気になる人に教えましょう。




1. 太陽光発電は採算性が把握しやすい

環境にいいですと聞いていても、儲からないのなら設置はしたくないと思っている人に、太陽光発電を購入したら良いところを、次に表していきたいと思います。

1.1. 太陽光発電は儲かるか

太陽光発電は、売電単価と期間が決まっており、採算性が把握しやすくなっています。期待対応年数が20年とした場合、目安にして住宅の設備費用がキロワットあたり40万円程。機械の実際の販売価格は25~35万円、メンテナンス費はおよそ5万円弱になります。耐用年数があくまで目安で、30年以上稼働できることがあるので、確実に儲けはあるでしょう。

1.2. 再生可能エネルギーの固定価格買取制度とは

固定価格買取制度は、国が定めた制度です。電力会社が再生可能エネルギーで作られた電気を、決まった価格で決まった期間買い取ることを国が定めた制度です。賦課金として電気を利用している皆さんから集めて電力会社が、買い取る費用のこと。再生可能エネルギーの活用を支えており、元を取りやすくなっています。


2. 住宅用太陽光発電の採算性の考え方

太陽光発電は、売電単価と期間が決まっています。でも、元は取れるでしょうか。次に詳しく説明していきましょう。

2.1. 太陽光発電で元を取るには

太陽光発電の採算性になる支出の大きな費用は、次の4つになります。

  • 設備購入費(システム全体の支払う初期費用)
  • メンテナンス費(20年間に生じる設備交換、故障時に利用する費用)
  • 売電収入(10年間の余剰売電の合計額)
  • 電気代削減額(20年間で家庭で使う発電分に電気代の単価を掛けた金額)

初期費用として出費しなけらばいけない投資額は、設備購入費とメンテナンス費になります。投資額が、収益額(売電収入と電気代削減額の合計)よりも低くなれば、元がとれるということになります。

2.2. 発電して余った電力の使い方

2009年にできた買取制度は、太陽光発電でできた余剰電力を買い取ってくれる制度です。10年間の買取が設定されており、終了した電源は買い取りはなくなりますが、自家消費もしくは売電することができます。買取期間満了時期は、電力を買い取っている電力会社から、買取期間満了の4~6ヵ月前にお知らせがあります。

家庭用蓄電池を買い、電気自動車、エコキュートなどと組み合わせて自家消費することができます。昼間に発電をして電気製品に使用でき、余った電力は蓄電池に貯めて夜間に使用することが可能。小売電気事業者と契約をして、余剰電力を買い取ってもらうことができます。光熱費を減らすことができるでしょう。


3. 住宅用太陽光発電の投資額の見込み

太陽光発電の購入費や使った電気代などを考えて、およそどれくらい出費して、どれくらい使うことになるのでしょうか。これから、説明していきましょう。

●システム導入費

設備購入費のことになります。太陽光発電の機械の値段は、メーカーの最安値で25万円/ 位、最高値でも35万円/kW位で購入できます。国が電力会社が一定価格で一定期間買い取るように保証しています、採算性が合うように20万円/kW位に価格を下げていくことを、政策目標にしています。これから、太陽光発電の機械の価格が安くなっていく可能性はあるでしょう。

●メンテナンス費

有料定期点検のことで、一回2万円程で2~3回、20年間で6万円程(点検は任意です)。パワーコンディショナーの買い替え10年で一台15~30万円程。10年保障になっていますが、20年以上買い替えずに、使用している家庭もあり、20年経ったからと機械を、必ず交換しなければいけないこともないでしょう。

メーカーの製品によって、機械の金額が変わることがありますが、システム導入費とメンナンス費を合計した太陽光発電の20年間の投資額は、30~40万円程になります。投資額より、収益額(売電収入と電気代削減額)が低くなれば元がとれることになります。


4. 住宅用太陽光発電の収益額の見込み

太陽光発電の電力の利益は、どれくらいになるでしょうか。出費した金額に合わせて何年で元がとれるのかなど、気になる点を記していきましょう。

4.1. 余剰電力が高いと得になる

売電収入額と電気代削減額の合わせた金額は、20年間でおよそ40~58万円くらいになるでしょう。住宅用の太陽光発電での得をする金額は、10年間の売電収入と20年間の電気代削減効果の2つです。2014年までは、売電単価と買電単価の差が大きかったため、余剰電力が多くなれば多くなるほど得になるのが定説でした。

4.2. 自家消費率が高いと得になる

2015年からは、売電単価と買電単価の価格の差がなくなってきたため、余剰電力を増やすことより自家消費を増やしたほうが利益になると考えられます。太陽光発電では、何年使っていれば得になるかが大事でしたが、自家消費率が少ないほど収入を得る期間が少なくなり、自家消費率が高ければ高いほど、利益になります。


5. 投資額が回収できなくなる理由

太陽光発電は出費した分を自家消費で得になるという説明をしてきました。しかし、利益にならない場合もあるかもしれません。次の文章を読んで、ご自宅に太陽光発電をつけてよいのかを、検討してみましょう。

5.1. 初期費用が高いとき

ブランドものや両面発電パネル、建物一体型のものを設置するときや、太陽光発電を付けるために屋根の修理工事をしなけれらばいけないときなど、標準価格で太陽光発電を設備するより高くなります。

太陽光発電を出費するのが高くなっても60万円/kWを越えるようになるのなら、見直ししたほうがよいでしょう。少しでも無駄を減らしたい場合、自家消費率が高くなってしまいます。出来れば長い期間使用できる良い製品を、購入するほうがよいでしょう。

5.2. 発電量が得られないとき

太陽光発電の発電量の平均は、1140kwh/kW位になります。しかし、どの地域でも発電量が同じではありません。住んでいる地域や方角によって、発電量は異なります。

そして、日射量の多い地域のほうが、太陽光発電に向いていますが、日射量の少ない地域でも、設置する方角や角度を変えて、安いメーカーの製品にすることで採算が合います。地域による発電量をインターネットなどを利用して、よく確認してから検討してみましょう。

5.3. 出力抑制で売電できないとき

事業用の出力を抑えるように行うことになっていますが、家庭用の出力も抑える可能性があります。出力抑制の対象になる地域は、東京電力、関西電力、中部電力を除いた地域になります。太陽光発電の導入が増えてくると、制御率も20~30%になると言われており、採算性が合わない可能性もあり得るでしょう。

損をしないために、家庭用では売電することより自家消費率を高くすること。出力を抑制して影響を受けるのは、余剰発電を売電するほうになるでしょう。パワーコンディショナの出力に対する設備利用率が上がり、出力抑制がされやすいお昼の時間帯の出力を控えられるという利点があります。


6. これから太陽光発電を導入するなら

太陽光発電は、売電価格が安くなっていくことから売電型から自家消費型へ変わってきています。太陽光発電を設備する前に、良いところと悪いところを、確認しておいたほうがよいでしょう。

6.1. 太陽光発電のメリット

●初期費用が高くなりますが、光熱費を節約することができます。購入してから発電した電力を電力会社に売り、収入がもらえることを売電収入と言います。売電収入がだいだい8年位で、最初に購入した設備購入費を取り戻すことができるでしょう。

●太陽光発電の価格は安いものではありませんが、金額は下がってきています。太陽光発電のシステムは、太陽光を受けて発電する太陽電池と、電気を直流から交流に変えることができる周辺機器からなっています。太陽電池は約7割になり、周辺機器はおよそ半額になってきています。

●家庭の自家消費で太陽光発電を利用していると、補助金が受けれます。初期費用(設備費、設計費、工事費)が節約できるでしょう。機器保証、災害補償が10年間から15年間に変更されており、もし、災害にあったときなどに保証で修理できるでしょう。

●太陽光発電は、災害のときなどの停電になったとき、自立運転に切り替えて生活に必要な電力を使用することができます。電灯や冷蔵庫、テレビ、携帯電話の充電など便利な家電製品を使うことが可能です。もしものときに、太陽光発電の電力が使用できることは、生活していく上で便利なことだと言えるでしょう。

●太陽光発電は高価格になります。機能が古くなったり、修理代、交換費用など別途にかかる心配がありますが、機能の品質が落ちたり、パネルの痛みも故障も滅多なことがない限り、故障することはないでしょう。

6.2. 太陽光発電のデメリット

●太陽光発電は、住んでいる地域の気候、日射量、天候などによって変わることがあります。思ったより発電量や売電が増えない、パネルに雪が積もって発電しない、発電量が多くなったり少なかったり、安定しない場合もあります。

●太陽光に電力にするパワーコンディショナーなどの電気機器、部品の交換に費用がかかります。見積もりのときなどに、パワーコンディショーの機器、部品に交換にいくらかかるかなど調べておくことも必要でしょう。

●太陽光発電は初期費用が高くて、メンテナンスは保証がある10年間は無料です。でも、10年過ぎると有料になります。配線の一部が故障しただけでも、全体のシステムがだめになる場合もあります。有料のメンテナンスをするかしないか、よく検討して下さい。

●太陽光発電は設備する場所が悪いと、台風、竜巻など災害で壊れる可能性があります。家の周りで立て看板が飛んだり、屋根瓦が落ちたりする、強風で飛んでくるものがあたると壊れる可能性があります。そういう所では設置を考え直したほうがよいかもしれません。

6.3. プレミアム売電へ変わる

太陽光発電は、電力を発電して余った余剰電力を売ることができますが、地域の電力会社に電力を売るだけではなく、より高く売電できる電力事業者を選べます。

プレミアム売電に変更したメリット

固定価格買取制度で決められている売電価格は、上限価格ではないので新電力事業者は、単価を高く買い取っても事業が成り立ち、高い売電価格で買い取ることができます。太陽光発電は、自家消費する電力を抑えるだけでなく、余剰電力による売電収入が増えて投資額の元をとることができるでしょう。

節電することで発電している時間帯の売電量を増やすこともできます。太陽光発電と一緒に蓄電池を購入すると、昼間発電した余剰電力を貯めておくことも。昼間は、太陽光発電で発電した電気と蓄電池に貯めておいた電力を使用し、夜間は余った電気を使うことにすれば、光熱費を節約することができます。

6.4. 夜間などの買取先は地域の電力会社

余剰電力の売電先を、違う電力事業者に変えても夜間、雨などで太陽光発電が少量の電力のときの買取先は、地域の電力会社のままです。

6.5. 信頼できる業者を選ぶ

太陽光発電を設備するときは、売電先をより高く電力を買い取ってくれる電力事業者を選びましょう。施工業者に相談したり、一括見積りサイトを利用し太陽光発電の施工業者は、複数の業者から見積もりを頼み、見比べて検討してみましょう。


7. 太陽光発電の投資コストは20年スパンでみると回収できるとみてよい

2014年までは、初期費用(設備購入費とメンテナンス費)よりも、収益額(売電収入と電気代削減額の合計)が上回ると儲かると言われていましたが、2015年以降は、売電単価と買電単価の差がなくなり、余剰電力を増やすよりも自家消費を増やすほうが元を取れると考えられています。

太陽光発電を設備するときに価格が高くなりますが、光熱費を安くすることができます。売電収入と言って、発電した電力を利用して余った電力を電力会社に買い取ってもらうことができます。機械の価格も下がってきており、太陽電池は7割に、周辺機器はほぼ半額になってきています。太陽光発電を使って家庭で自家消費をしていると、補助金がおりてきます。災害のときでも、自立運転に変えてテレビ、冷蔵庫などに利用できます。

蓄電池も購入することで昼間に発電した余剰電力を蓄電池に貯めておくとよいでしょう。発電した電力と蓄電池を、昼間に使用するようにして一緒に節電することで、発電している時間帯の発電量を増やすことができ、夜間は蓄電池に貯めておいた電力を使うようにすると光熱費を節約できます。

売電先の電力会社を選ぶときは、高く買い取ってくれる電力会社を探しましょう。雨のときや夜など太陽光発電の発電が少量のときの買い取ってくれる会社は、地域の電力会社のままです。太陽光発電を購入するときは、信頼できる施工業者を探して、複数の業者に見積もりを頼みましょう。よく確認して、検討してみましょう。



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