太陽光パネル発電で5kwを発電する費用負担と発電量

【投稿日】

【更新日】

太陽光発電パネルはどのくらい発電する実力があるのでしょうか?日本人の平均4人家族で1年間の電気使用量は約5,500kWhになります。

この量の電気使用量でしたらパネルの枚数にもよりますが5kWの太陽光発電で大体まかなえる計算になります。(真南にパネルを向け、傾斜角度を30度にして発電した場合)

月々の電気料金が1万円の家庭で、太陽光発電システム(真南向き・傾斜30度、3.5kWシステム)を導入した場合、年間予測発電電力量は約3,500kWh、導入後の月々の電気代は約5,800円、余剰電力の売電収入約5,580円となったという例があります。

この場合、余剰電力があるのでプラスマイナスゼロとはいかず、支出が半分になっただけでも嬉しいという例ですね。では、電気代が0円で、余剰電力を売った分が家計に入ってくるとしたらどうでしょうか。

エコで電気量を節約する太陽光発電についてご紹介します。




1. 5kWの太陽光発電の初期費用

1.1. 初期費用

5kWの太陽光発電を家に導入したとして、初期費用(工事代込み)にいくらかかるのでしょうか。数社に見積り依頼を出すとしても、結論としていくらかかるのか心構えが必要ですものね。

住宅用太陽光発電の全国的な平均積載量は4.4~4.5kWとなっており、5kW台は平均より大きめのサイズのシステムと言えます。5kW分のパネルの面積は最低でも25㎡(約7.5坪)必要で、予算は大まかにですが150万円以上かかる計算になります。

「kW単価」という単位ですが、太陽光発電の見積もり価格が適正かどうかを考えるときには、1kWあたりの価格を表す「kW(キロワット)単価」という考え方で価格を見ることが一般的です。なぜなら、 太陽光発電は設置容量(kW)が大きいほど発電量(kWh)が多きくなるからです。

また、発電量(kWh)が多いほど電気代削減や売電収入(収入)が増えます。つまり、太陽光発電は設置容量(kW)が大きければ大きいほど価値(収入)が高くなるのです。

1.2. 工事の内訳

では、工事の内訳を見てみましょう。
太陽電池モジュール(パネル)20枚、1枚あたり約150,000円 180,000円、計3,000,000 3,600,000円
パワーコンディショナ(パネルで作った電気を集めて交流電力に変換し、自宅で使えるようにする機械)、約1台280,000円 300,000円
接続箱、1個、約28,000円 35,000円
ケーブル3本、1本あたり約5,000 9,000円
発電量モニター1個、約80,000円 100,000円
工事費(設置工事・電気工事・足場設置等)1式約250,000円 300,000円
諸経費(系統連系立会等)1式約19,800円 25,000円
合計約4,000,000円ほど

値引額約-2,440,000円

合計約1,560,000円

というモデルケースを算出してみました。

もちろん施工会社やパネルのメーカーによって価格は違いますし、市町村によっては補助金を出してくれますのでそれによっても金額が違います。

しかし、太陽光発電の業者から渡される見積書では上の表の「値引き額」のように、合計価格からまとめて値引きされていることがほとんどです。

まとめて値引きされているために各項目がいくらなのかがわかりにくく、複数の業者の一括見積書を並べて比較しないと得なのか損をしているのかも分からないのが現状です。

また、東芝のソーラーパネルを入れたところ、電気代が無しで余剰電力を売った分をローンに当てるというやり方で7年目に収支がプラスになったという例がありましたので、そういった制度を活用するやり方もいいと思います。


2. 太陽光パネルの主要なメーカーの紹介

売り価格だけを見るのではなく、コストパフォーマンス、変換効率、保証など、見積書は多角的に見る必要があります。

主な各メーカーの特色を見てみましょう。

2.1. シャープ

海外でも高い評価を得る、国内トップ企業で、50年をこえる開発の歴史を持つ太陽光発電のリーディングカンパニーです。早くから太陽光エネルギーを電気に変えるクリーンエネルギーの将来性に着目し、1954年に太陽電池の開発に着手しました。

1963年にはいち早く太陽電池の量産化に成功し、2000年にはシャープの太陽電池生産量が世界一になりました。

太陽光発電に関する多くのノウハウを蓄積し、過酷な条件下にある人工衛星や灯台、メガソーラー発電所など、様々な領域でシャープの太陽光発電システムは活躍しています。

2.2. 三菱電機

創業以来、発電・送電など電気事業にも深く関わる国内有数の総合電機メーカーです。

極めて厳しい環境下にある人工衛星用太陽電池などの開発で技術を蓄積し、高い性能と信頼性を実証しています。

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の委託研究や電力会社との共同研究も行っており、多数の産業用設備の建築に関わっています。

いまでは、三菱電機の太陽光発電システムは、産業用のみならず、一般家庭、学校、公共施設、事務所、集合住宅などに広く設置されています。

2.3. 東芝

国内の住宅用太陽光発電の市場は、シャープ、京セラ、三菱電機、三洋電機の4社が長らくしのぎを削っていましたが、東芝が2010年に新たに太陽光発電市場に参入しました。

他社との大きな違いは、高いモジュール変換効率を実現した米サンパワー社(カリフォルニア州)製のソーラーパネルを採用していることです。

東芝にはもともと電力・産業用太陽光発電システムで培ったメガソーラー技術、系統連系技術、二次電池(充電式電池)に関する優れた技術があります。

今回の住宅用太陽光発電システムへの参入は、東芝が推進している次世代電力網であるスマートグリッド事業にも大きく関わっています。

そのため、将来に向けて東芝の総合力を活かした、電気の見える化、二次電池(充電式電池)やスマートメーターを含めた新しい太陽光発電システムの販売も検討されています。

2.4. 京セラ

1975年に化石燃料に代わるエネルギーとして太陽光の可能性を確信し研究・開発に着手しました。

1982年には世界に先駆けて多結晶シリコン太陽電池の量産化に成功。その後、多結晶シリコン太陽電池を住宅用として展開し、1993年には日本で初めて住宅用太陽光発電システムの販売を開始しています。

日本の住宅用太陽光発電の歴史は京セラから始まっていると言っても過言ではありません。

2.5. パナソニック

海外でも評価の高い日本を代表する総合家電メーカー。

家電製品を中心に、電子部品、設備機器、住宅など暮らしに関わる幅広い製品を提供する世界有数の規模を誇る総合家電メーカーです。

照明や建材などの住宅設備・機器のリーディングカンパニーでもあり、太陽電池やリチウム電池などでは世界最高クラスの独自技術で、太陽光発電の市場でも高い発電性能を持った商品展開を行っています。

2.6. カナディアン・ソーラー

2001年にカナダ・オンタリオ州で創立された太陽電池を製造するグローバルカンパニーです。シリコンインゴッドから、ウェハー、セル、モジュール、システムまでを一貫生産。

世界90ヶ国において約8GWの採用実績を誇り、高い技術力と信頼性で高効率な太陽光発電システムを求める世界中のお客様に選ばれています。

日本においては、2009年にカナディアン・ソーラー・ジャパンを設立。2014年までに日本国内で住宅用太陽光発電設置累計68,000棟を達成しました。

海外で積み上げた実績・経験・ノウハウを活用して、太陽光発電システムの販売を展開しています。

2.7. Qセルズ

1999年にドイツで太陽電池のメーカーとしてスタートし、2013年には韓国の大手財閥企業であるハンファグループとの連携により、世界最大規模の生産能力を持つようになりました。

太陽光発電の先進国でもあるドイツの高い技術と、クオリティに妥協しないQセルズの優れた技術開発によって生まれた太陽電池セルは、あらゆる使用条件でも高い発電力を発揮します。

技術開発、革新性、品質を中核とした”Engineered in Germany”のブランド・コンセプトのもと、モジュール、システム、メガ―ソーラー、ソリューションなど、太陽光関連全ての分野でグローバルにビジネスを展開します。

さらに、Qセルズは主要な国にR&Dセンターを保有し、業界水準を超える高い基準で検査を実施することで、品質管理も徹底しています。 

2.8. SOLARWORLD

太陽エネルギーを一般家庭に普及させることを志した「太陽光発電技術の父」ビル・ヤーキスによって1975年に設立されたドイツの高品質ソーラーパネルメーカーです。

設立から41年、太陽光発電産業の初めて導入するなど、発展を続ける太陽光発電業界を常にけん引し、次世代のスタンダードとなる新たな提案をしてまいりました。

40年間に培った独自の研究・開発をもとに長期に渡り高性能を保証できる「REAL VALUE」を提供するために、国際基準よりもはるかに高い基準を独自で設定するなど、「品質」にこだわるドイツならではの老舗メーカーが日本で本格的に提案を開始します。

太陽光パネルにはここに書かれていない有名な会社が参入しています。新商品はちょくちょく変わるので、ソーラーパネルに興味のある方はチェックしてください。


3. 5kWの太陽光発電の発電量

5kWの太陽光発電システムの発電量の平均は、5913kWh/年です。

5kW発電の場合、家庭の消費電力を十分補うことができ、余剰分を売電に回すことも可能です。

なお、平均的な発電量を得られる場合、まず家庭で発電機を使用して残りの部分を売電することになっていますが、7~ 9年ほどで初期費用を回収できる計算になっています。(国が定める固定価格での売電期間は、5kWの場合、10年間保証がかかるようです)


4. 太陽光発電の発電効率を上げるためのポイント

太陽光発電による発電量を高くするためには、どこに注意をすればいいでしょうか?

直射日光が当たりやすい南中の方角にパネルを設置します。(南東や南西の方角でもいいのですが、発電効率が下がってしまうことを考えると南中が一番です)

緯度と最適角度を確認するのですが南中で角度30度というのが一般的な角度です。

影になるものは無いか確認しましょう。例えば隣家やビルの影、屋根の形状や設置場所の形など。

発電効率が極端に落ちてしまうときには工事を請け負う会社と事前の打ち合わせが重要なので気をつけましょう。(想定外に発電量が低くなる要素もあるので注意しましょう)


5. 太陽光発電の設置に必要な費用と面積を確認しよう

とりあえず、数社に見積りを出してもらうのがいいでしょう。

見積りを依頼する場合は設置場所の図面があるとスムーズに話し合いができます。

設置場所は屋根や地面になると思いますが、凸凹や出窓があったり、屋根が平らだと基礎工事の際の手間や賃金が高くなるからです。

あらかじめ図面を用意して、スムーズなやりとりができるようにしておきましょう。

自治体の補助金の有無は普通は見積もってくれる会社がチェックしてくれますが、自分でも調べてどのくらいの援助が受けられるかチェックしましょう。

5.1. 業者を比較するならナコウドの一括見積もりがおすすめ

メーカーによっても発電能力が違ったり、屋根に設置するときには足場が必要なので工事が必要な太陽光パネルの設置を個人で手配しようとしても簡単にはできません。

ナコウドなら場所(地面)と(家の屋根や庭などの)図面を用意しておけば、5kWの発電能力のある太陽光発電システムの見積りを一括で数社に頼むことができます。



気になる相場をチェック!

利用規約プライバシーポリシーに同意して